村立葛尾中学校 Page2/2


新100校プロジェクト 平成9年度実施報告


○ 平成9年度の成果と課題
 (1) 研究の成果
  ・ インターネットに発信されている無限の情報から生徒の学習活動に有効な情報を
   収集し、意欲づけや興味関心を高める授業の展開ができた。
  ・ 学習のまとめるための道具として、模造紙だけでなくホームページを用いるなど
   表現の幅が広がった。また、電子データは加工がしやすいため、情報の再構成する
   過程を通して学習内容をより定着させることができた。
  ・ 表現力の育成に焦点をしぼって研究を進めてきたため、研究の方針が明確になり、
   授業の計画を立てる上でも方向性を見い出しやすかった。
  ・ 研究協議では、次回の授業研究の方針等を検討するなど、常に教育効果の向上を
   めざした話し合いがもたれるようになった。

 (2) 今後の課題
  ・ 各教科での活用の頻度や活用方法によって生徒の交流意欲に差が見られるため、
   教育計画の位置づけを図るとともに、計画的・組織的にリテラシーの育成に努めて
   いかなければならない。
  ・ インターネット活用による学習効果の検証の累積がまだ十分とは言えない。
  ・ TT方式や総合学習的な指導等を要する授業が容易に行えないため、各教科及び道
   徳,特別活動間の関連を深めることが困難である。
  ・機器整備,維持のために人的・物的環境の援助体制を確立する必要がある。
○ プロジェクトに参加して
 (1) 地域の核としての活動
  ・ 昨年同様、文化祭や村のイベント等でインターネット体験教室を開催するなど、
   地域でも本校のネットワーク環境が活用できる機会を設け、ネットワークの教育利
   用価値の高さや活用方法を理解してもらうことができた。
  ・ 隣接の小中学校や教育関係者(あぶくま地域展開ネットワーク研究会)にネット
   ワーク利用環境を提供することによって、地域の核となる学校間ネットワークを構
   築し、教育現場におけるネットワーク研究を支援している。

 (2) 教師の変容
  ・ 他教科との関連を図る研究推進により、授業の質的改善が図られた。
  ・ 計画的・系統的に教育機器活用研修を行った結果、教師の技術力向上が見られた。
  ・ 学習課題の解決のため、効果的なインターネット活用の場面や授業形態の工夫が
   見られた。
  ・ 日常的な電子文書の共有による伝達会議のスピード化が図られ、共通理解の一手
   段としてのネットワーク利用が定着し、パソコンを個人で所有するようになった。

 (3) 生徒の変容
  ・ 多様な表現方法の習得により、表現に工夫が見られた。
  ・ 学習環境として、インターネットを活用した結果、調べる力の向上が図られた。
  ・ 交流を成立させるため、自ら新たな課題を模索しようとするなど、学習活動に主
   体性が見られた。
  ・ 自己理解や自己をとりまく環境への理解が深まり、教育活動全体において個性を
   発揮しようとする態度が見られた。

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