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Update:2000.02.16
授業研究部
- 実践事項
- (1)学習指導案の形式作成
- (2)学習指導案の検討及び改善
- (3)研究授業の計画
- (4)授業研究会の推進
- 実践内容
- (1)指導案の形式
- ア 本時でどのような授業をするのかを一言にまとめた授業テーマを掲げる。
- イ 「インターネットとの関連」として、交流を意図した活用のねらいを揚げる。
- ウ 学習過程のなかに、「インターネットとの関わり」を表したものを揚げる。
- ※ 指導案の雛形
- (2)授業研究会について
- ア 第1回授業研究会
- (a)事前授業研究会 平成11年4月25日(金)
- (b)研究授業 平成11年4月27日(火)
- (c)事後研究 平成11年4月27日(火)
- (d)授業の概要
-
| 校 時 |
学 級 |
教 科 |
単 元・主 題 名 |
授 業 者 |
教 室 |
| 2校時 |
2年 |
国語 |
遠く、でっかい世界 |
三本杉祐輝 |
視聴覚室 |
- (e)研究協議の内容
- 映像化されたホームページの中から自分の考えをイメージし,創造していくことが情報判断力を高めていく手段の一つとなる。
- 電子メールを活用することで,情報収集力を高めたり,情報を共有したりすることが可能になる。
- (f)指導助言(参観者の感想から)
- 学習をする上でしてインターネットを使うことは,イメージを膨らませ,意欲的に学習させるためには効果的であろう。
- 電子メールを活用することで情報を収集し,共有化することが可能である。
- 学習で抱いたイメージを追体験することにより,意欲を持続することができる。
- イ 第2回授業研究会
- (a)事前授業研究会 平成11年5月12日(水)
- (b)研究授業 平成11年5月14日(金)
- (c)事後指導 平成11年5月14日(金)
- (d)授業の概要
-
| 校 時 |
学 級 |
教 科 |
単 元・主 題 名 |
授 業 者 |
教 室 |
| 5校時 |
3年 |
学活 |
豊かな学校生活 |
前田 勇治 |
視聴覚室 |
- (e)研究協議の内容
- ホームページ作りを通じて役割分担や協力性が培われてくる。
- 修学旅行という一つの行事を追体験しながら,思い出や楽しい体験の表現を工夫する姿が見られた。
- 生徒の活動が主体的であり,総合的な学習の考えが生かされた授業に見受けられる。
- 「リテラシー」を身につけることができる情報教育の全体計画が必要である。
- (f)指導助言【参観者の感想から】
- ホームページ作成を「タグ」から行っていることに大きな驚きを覚えた。
- スモールティーチャーの育成も行われており,協力して学習が行われていた。
- リテラシーの学年別の目標を設定するなど全体計画が必要であろう。
- ウ 第3回授業研究会
- (a)事前授業研究会 平成11年6月25日(金)
- (b)研究授業 平成11年6月28日(月)
- (c)事後指導 平成11年6月28日(月)
- (d)授業の概要
-
| 校 時 |
学 級 |
教 科 |
単 元・主 題 名 |
授 業 者 |
教 室 |
| 5校時 |
3年 |
英語 |
The first Woman in Kyogen |
田代 勝俊 |
美術室 |
- (e)研究協議の内容
- テレビ会議システムを用いたことで生徒はリアルタイムの会話を体験することができ,コミュニケーションの意欲が高まっていた。
- テレビ会議システムの活用場面と有効性を多くの実践の場から検証していく必要がある。
- (f)指導助言【福島大学教授 早坂 明夫先生】
【 福島大学助教授 篠田 伸夫先生】
- テレビ会議システムは映像があるという点,電子メールとは有効性が違ってくる。コミュニケーションの場合,相手の表情がお互い見えるという点で有効である。
- 電子メールの活用にもパーソナルな場面(不登校生徒との交流)など顔を合わせない方が効果的な場合もあるのでツールの有効性をこれからも検証していってほしい。
- 英語でのコミュニケーションの場面では自分が何を言いたいのかなど,日本語での発表リハーサルを設けて行うことも大切になってくるだろう。
- エ 第4回授業研究会
- (a)事前授業研究会 平成11年7月5日(月)
- (b)研究授業 平成11年7月8日(木)
- (c)事後指導 平成11年7月8日(木)
- (d)授業の概要
-
| 校 時 |
学 級 |
教 科 |
単 元・主 題 名 |
授 業 者 |
教 室 |
| 5校時 |
3年 |
国語 |
俳句への招き |
三本杉 祐輝 |
視聴覚室 |
- (e)研究協議の内容
- ホームページの活用により,俳句を作る際のイメージ化を図ることができた。
- 俳句の作成においては,電子メールの活用により,意欲的に表現しようとする態度が見られた。
- 電子メールでお互いに交流することにより相互評価の場面を作ることができた。
- 電子メールの活用がが個別学習に有効なことが授業の次の課題設定の場面で検証できた。
- (f)指導助言
- 授業そのものが生徒を大切にしている姿勢がうかがわれよかった。
- 俳句の作成の場合,校内の電子メールだけでなく,広く校外の人にも発信できる工夫がほしい。
- 発表の態度も落ち着いており,意欲的に取り組んでいた。
- これからもホームページなどで記録していくことが大切である。
- オ 第5回授業研究会
- (a)事前授業研究会 平成11年9月3日(金)
- (b)研究授業 平成11年9月6日(月)
- (c)事後指導 平成11年9月6日(月)
- (d)授業の概要
-
| 校 時 |
学 級 |
教 科 |
単 元・主 題 名 |
授 業 者 |
教 室 |
| 4校時 |
3年 |
社会 |
地方自治と私たち |
志賀 博史 |
視聴覚室 |
| 5校時 |
1年 |
学活 |
働く人たちの仕事と考え |
柳沼 敏文 |
美術室 |
- (e)研究協議の内容
- 交流相手が課題になるが,2つの授業とも単元のねらいに合った交流相手であったと思う。特に学級活動の村の担当者に聞く方法は,異世代間交流として,生徒が交流を通して理解を深めたことは有意義だった。
- インターネットを使用することにより,与えられたものだけでなく,自分で調べることにより,表現意欲や態度が高まってきている。
- 学級活動においては,テレビ会議システムを用いることにより,リアルタイムで交流できたために,生徒の職業に対する意識が深まった。
- ネットワーク環境のそれぞれの利点を生かして,活用することが課題になってくる。
- 葛尾中では授業でネットワークの活用場面を見せようという意識よりも,単元の中で効果的な活用を図る必要がある。
- 活用場面で多くの時間をとられるので50分という単位にこだわらないでいくことはできるのではないか。
- (f)指導助言 【福島大学助教授 篠田 伸夫 先生】
- 機器に振り回されず,授業の目標を達成するためのツールであることを改めて確認するべきである。
- 授業研究会は見せる授業でもあるが,そろそろ葛尾中では単元の中で効果的な活用をして授業形態を工夫してみる時期ではないか。
- 資料や実践の累積が大切で,今回の授業もひとつの資料として発展させ,授業を組み立てていくこともできる。
- 交流の目的は,自己認識のためであるので,身近な交流から遠くの交流へ発展させていくことが重要である。
- 考察
昨年度は表現力育成に焦点を当てて,授業研究では,交流の場面を設定し,相手に自分をわかってもらおうとする意識や,相手との交流の中で,自己を認識できるように研究授業を進めた結果,生徒の中で,より効果的な表現方法を選択したり,自ら表現しようとする主体的な姿が見られるようになってきた。
そこで本年度は今までの研究の成果をもとに,「確かな学力」をつけさせるためにネットワーク環境を活用して学習方法を学んだり,交流を通して,自己の課題を再発見させたり,情報を再構築し,発信する過程で自己表現力を高めたりさせたいと考えた。
これは,新学習指導要領を意識して,取り組む結果となっているが,本校のように1教科1人という場合,お互いの教科についての指導法を研修したり,ネットワークを活用して,他の地域の先生に質問や意見を投げかけたり,校内,校外でのネットワーク化が図られ,定着してきたことの意義は大きい。
特に昨年度から取り組んでいるテレビ電話にによる交流においては,マルチメディア構想により,村内の環境も充実しており,村の方々とのテレビ電話を活用した交流の授業などの協力も得られ,まさに,地域の連携が図られたり,修学旅行の体験記をホームページにして発表したりするなど,「開かれた学校」を感じさせる。
また,ネットワーク環境を学習環境の一部としてとらえ情報収集・情報分析・情報発信の一連の学習活動を通して多様な学習方法を知り,課題にあった学習方法を見つけようとする姿勢ができてきた。
以上により,マルチメディア活用による授業においての効果は次の3点になる。
- テレビ電話のリアルタイム性・インターネットの保存性を授業に活用することにより,学習効果を高めることができる。
- 電子メールとホームページの活用を工夫することにより,生徒の学習の理解をより深めることができる。
- 生徒の表現活動を支え,意欲化を図り,個性を伸ばすためにはマルチメディアの活用は有効である。
今後の課題として,以下の4点を挙げて本年度授業研究部のまとめとする。
- ○ 現在の環境の維持発展のための環境づくり
-
現在のネットワーク環境は多くのボランティアの方々に支えられており,この環境の維持・管理に関しては教員の異動の関連もあり,多くの課題を残している。これからは「開かれた学校」の意味もあり,情報管理の校務分掌の位置づけとボランティアの方々も含めた,学校長のリーダーシップのもと「情報教育管理運営委員会」の組織化をにらんだ「アドバイザー組織」が必要である。
- ○ 新しい学習指導要領にのっとった年間計画の作成
-
特色ある教育課程編成の趣旨からも今までの授業実践を生かした,単元別のマルチメディアの活用時間を割り出し,75分授業の導入をするなど,柔軟な学習過程を編成する必要がある。
- ○ マルチメディアの日常的な使用とその実践の蓄積
-
単元の中で学習効果が上がる活用を考慮し,授業の中での活用を今まで以上に増やし効果的な活用事例の類型化を図ることで,客観的な考察ができるようにする。
- ○ 総合的な学習との関連でのネットワーク活用
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ネットワーク環境を基盤とした,地域素材を生かした総合的な学習を行い,生徒の「確かな学力」向上のための支援を継続していく。
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Copyright1998-1999 katsurao-jhs
Written by Y.Sanbonsugi
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