《大熊町の紹介》




《大熊の新しい産業キウイフルーツ》

【キウイフルーツについて】

 ○ キウイフルーツの原産地は中国で、名前はグーズベリーと呼ばれ、本来漢方薬に使われて   いた。ヘイクドという品種が世界的に有名であるが、最近では中身が赤色などのものもある。    日本に入ってきたのは今から30年位前で、まだ新しい果物である。  ○ キウイには、オスとメスの樹があり、粉樹がないと実を結ばない。取材をさせていただい   たキウイ園では、メスの樹10本に対して、オスの樹が1本の割合である。樹の寿命はおよ   そ50年と言われている。




【キウイフルーツのできるまで】
 1 剪  定 1月ごろに行う余分な枝を切る重要
        な作業で、その年の実のつき方を左
        右する。この作業に約1ヶ月かかる。
  
 2 ゆうえん 枝をしばり、樹の形を整える。この
        作業にも約1ヶ月かかる。
        (右の写真)

 3 摘  蕾 3月ころに芽が出てくるので、実が
        十分大きくなるように、選んで蕾を
        摘んでしまう。

 4 人口受粉 6月はじめに行う作業です。花は今年できた枝にしか咲かない。一斉に
        咲かないで、少しずつしていくので受粉させるのが大変ということです。


 5 摘  果 できの悪い実を採ってしまう。これ
        でその年の実の数がだいたい決まる。
 
 6 摘  心 来年に備えて余分な枝をとる。

 7 収  穫 11月中頃が収穫の時期になる。た
        だ、枝についているうちは熟さず、
        枝から取った後に追塾する。その後
        3℃の低温で保存し、集荷の期間を
        長持ちさせる。




【質問と応答】

 質問1 キウィは暖かいところでできるイメージがあるが福島県のような北の地方でも同じ      ようにできるのか。  答え1 キウィをつくるのは、南の地方はむいていない。つる性の植物なので風に強は強い      が、高温多湿のところでは、病気になりやすく、味もよくない。しかし、もっと北      の地方ではやはり難しく、福島県の太平洋側が夏涼しく、冬もそう寒くならないの      でキウィを栽培するのにむいている。
 質問2 どこに出荷しているのか。  答え2 個人的に販売している。その方が収入が多いため。仙台の市場に出荷している人も      いる。
 質問3 苦労しているところはどんなところか。  答え3 栽培をはじめたころは何もわからなかったので、失敗の連続だった。大熊町でキウ      ィの栽培をはじめた人たちの中に農家の人がいなかったことも原因だと思われる。      特に、枝の剪定には技術と経験が必要なのでわかるまでに10年かかった。




【感想】

  身近な果物のキウィのことについて、知らなかったことがたくさんあった。特に枝につい  ているうちは熟さないで、収穫してから始まるということに驚いた。   枝の剪定には、技術と経験が必要なので、うまくできるまでに10年もかかるときいて、  あらためてその苦労がわかった。




取材協力 吉 岡 泰 雄 さん
住所 福島県双葉郡大熊町大字小入野字東大和久646



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